食べ物に乳酸菌いっぱい

動物性乳酸菌の含まれる食品

動物性乳酸菌が含まれている代表的な食品は、ヨーグルト、チーズです。
バターには乳酸菌が含まれていませんが、乳酸菌で発酵させたものは発酵バターというものがあります。
動物性乳酸菌は、乳製品以外にも含まれているんですよ。
例えば、アンチョビ、サラミ、塩辛、くさやなどです。
動物性乳酸菌を含む食品は、お肉や魚との相性が良いんですね。

動物性乳酸菌の種類は、二十種類くらいしかありません。
有名なものだと、ブルガリア菌、LG21乳酸菌、ビヒタスBB536。
これらはよくヨーグルトに含まれていますよね。
動物性乳酸菌は胃酸などの影響を受けて、生きて腸まで届くことができません。
それなのに摂取する必要はあるのでしょうか。

胃酸などによって死んでしまった乳酸菌(死菌)は、乳酸菌のエサになってくれるので摂っても無駄ではないのです。
動物性乳酸菌でも継続的に摂っていけば、腸には有益といえます。
腸には善玉菌、悪玉菌、日和見菌の三種類が存在しているのですが、善玉菌が増えれば日和見菌も味方をしてくれるので、腸内の善玉菌を増やすために乳酸菌を摂り続けなければいけません。

しかし、毎日ヨーグルトを食べるのは大変という方もいらっしゃいますよね。
そういう方は乳酸菌サプリを利用してみましょう。
乳酸菌サプリは、動物性乳酸菌もあれば、植物性乳酸菌もあります。
乳酸菌の種類によって得られる効果も異なるので、自分の目的に応じた乳酸菌を選ぶと一番良いです。

動物性乳酸菌を摂ることも大事ですが、植物性乳酸菌を摂ることも大事。
植物性乳酸菌が使われているヨーグルトもありますし、植物性乳酸菌は和食の調味料に多く含まれています。
これらの食品をバランス良く摂りましょう。
どれか一つだけを集中的に摂るよりは、色々なものをバランス良く摂る方が体に負担がかかりません。

動物性乳酸菌と植物性乳酸菌、どちらも腸には有効なので積極的に摂ってくださいね。