食べ物に乳酸菌いっぱい

乳酸菌にはデトックス効果がある?

乳酸菌を摂ると、善玉菌が増えて腸がキレイになります。
腸がキレイになると本来の機能を取り戻してくれるので、腸が活発に動き始めるのです。
このことをぜん動運動をいいます。
ぜん動運動とは、腸が収縮や弛緩を繰り返して、腸内の便を肛門まで運ぶ動きのことで、ぜん動運動が正常に働くと下痢や便秘などの便通異常を改善させることができます。

便を出すことだけでもデトックスにもなるのですが、もっとデトックスに特化した方法があります。
それが腸内デトックスです。

腸内デトックスとは腸内の菌を一度減らして、一気に善玉菌を摂取して善玉菌優勢の腸内にすることです。
腸内デトックスの方法は、プチ断食と似ています。
プチ断食をすることで体に少々負担がかかってしまうので、病気で体が弱っている方や高齢の方は腸内デトックスは行わないようにしてください。

それでは、腸内デトックスの方法をご紹介します。
まずは断食前日についてです。
断食前日の昼食は普段の七、八割の量にしましょう。
夕食は普段の半分の量(肉類や油は控える)にして、寝る三時間前までに済ませるようにしてください。
お酒は控えましょう。
水は普段より多めにとってくださいね。

断食当日は朝から何も食べません。
水や薄めのお茶ならOK。
ストレスを感じないように、読書やDVD鑑賞などリラックスして過ごしましょう。

断食翌日、朝食はヨーグルトや乳酸菌サプリを摂ります。
特にビフィズス菌がオススメです。
昼食からは少しずつ食べる量を増やしていきましょう。
脂っこいものや硬いものを避けて、おかゆなどにしてください。
ゆっくりといただくと胃腸に負担をかけません。
夕食は普段の食事の半分の量を食べてください。
胃腸を食事に慣らしていくようなイメージで食事をとりましょう。

プチ断食をすることで、デトックス効果をより実感しやすくなります。
腸内デトックスをすると、便秘を解消できて、肌荒れも解消することができるんですよ。
自分のペースで定期的に行うと、善玉菌優勢の腸を維持させることができます。
無理のない範囲で乳酸菌デトックスを行ってみてくださいね。