食べ物に乳酸菌いっぱい

乳酸菌での健康維持

乳酸菌はお腹の調子を整えてくれるという印象が強いのですが、それだけではありません。
乳酸菌を摂っていると、健康を維持させることができるのです。

乳酸菌の主な作用は、腸内環境を改善すること。
腸は第二の脳といわれるほど、重要な器官です。
腸は脳とも密接な関係があるんですよ。

腸は独自の神経系を持っているので、脳からの信号を待つことなく消化という機能を果たすことができます。
驚くべきことに、腸には一億個もの脳細胞が存在しているのです。
腸には迷走神経という神経があり、腸からの信号を感情として解釈しています。
従って腸の状態が悪ければ、うつ状態になりやすいということになるのです。

そして、腸には70%という大量の免疫細胞が存在しています。
ですから、腸が健康でなければ病気にかかりやすくなったり、元気が長続きしにくくなります。

このように、腸の健康=自分自身の健康と言っても過言ではありません。
腸の健康を維持させるためには、乳酸菌が必要になります。
乳酸菌は体に留まっておくことができないので、毎日継続して摂らなければなりません。

乳酸菌はヨーグルトでも、乳酸菌飲料でも、サプリでもOK。
乳酸菌が豊富に含まれている、ぬか漬け、和食(醤油、味噌、みりんなどを使ったもの)などを食べることもオススメです。

乳酸菌を摂り続けても、すぐに健康になれるわけではありません。
体質を改善させたいなら、最低でも一ヶ月は乳酸菌を摂り続けなければいけません。
乳酸菌を摂り続けていて、「そういえば最近、朝が辛くないかも」と徐々に感じることができるかもしれません。
乳酸菌は薬ではないので健康効果を実感しにくいのですが、副作用が出にくかったり、年齢問わず食べることができるというメリットもあります。

乳酸菌は種類によって、アレルギー症状を緩和できたり、虫歯予防できたりします。
選ぶ乳酸菌によって、得られる健康効果も異なるので、目的に応じた乳酸菌を得るとうれしい健康効果を感じやすくなりますよ。