食べ物に乳酸菌いっぱい

乳酸菌をたくさん摂るならキムチ

乳酸菌が含まれている食品の中でも、特にオススメなのがキムチ。
キムチに含まれている乳酸菌(P.ペントサセウス)は胃液にも負けない強さを持っています。
この強さはヨーグルトよりも強いんですよ。
キムチに含まれる乳酸菌の数は一g当たり八億個といわれています。
数ある発酵食品の中でも、乳酸菌の数はダントツで多いです。

キムチの乳酸菌は魅力的だけど、にんにくの臭いが気になるという方にオススメの食べ物があります。
それが、水キムチです。
水キムチの乳酸菌の量は、ぬかみそ漬けの十九倍といわれています。
この水キムチは自宅で簡単に作ることができるんです。
さっそく水キムチの作り方をご紹介しましょう。

材料は、自然塩(小さじ二)、水(二カップ)、無農薬の玄米粉(小さじ一)、お好みの野菜(五百gくらい)、にんにく(小一かけ、なくてもOK)、つけ汁用の自然塩(小さじ二)、てんさい糖(小さじ一)、唐辛子(小一本)。

野菜は一口大にカットしてください。
野菜用の塩をまぶして三十分おいて水分を出します。
密閉容器に水、玄米粉、唐辛子、にんにくを入れてください。
野菜から水分が出たら、つけ汁を入れた密閉容器に野菜を入れてなじませましょう。
夏なら半日~一日、冬なら二~三日常温でおきます。
細かい気泡が出てきたら冷蔵庫で保管してください。
冷蔵庫で二週間ほど保存できます。

普通のキムチと違ってにんにくを使わなくても作ることができるので、にんにくが苦手な方にオススメですよ。
水キムチの健康効果は、整腸作用、便秘解消、免疫力アップ、がん抑制、コレステロール値低下、美肌効果です。
野菜はもちろん、つけ汁にもたくさんの乳酸菌が含まれています。
汁ごと飲むようにしましょう。
水キムチは時間が経つと酸味が増します。
酸味が増したほうが好みという方は、冷蔵庫で一週間おいたあとに食べると良いです。
材料もシンプルですし、作り方も簡単なのでぜひ試してみてくださいね。