食べ物に乳酸菌いっぱい

乳酸菌が腸で活躍しやすい食べ方は?

乳酸菌が腸で活躍しやすくなる食べ方はあるのでしょうか。
食べ方のポイントは、乳酸菌の特徴です。

乳酸菌は体温と同じくらいの三十六度~三十七度で、増殖しやすくなります。
この特徴を生かした食べ方は、乳酸菌をほどよく温めるということです。

代表的な例を挙げると、ホットヨーグルトです。

ホットヨーグルトの作り方をご紹介しましょう。
耐熱容器に無糖ヨーグルトを適量入れてください。
ラップをせずに600Wで一分温めましょう。
レンジから出したら、ヨーグルトが滑らかになるまでスプーンで混ぜてください。
ホットヨーグルトの食べる量は、お好みで大丈夫です。
しかし、ヨーグルトにもカロリーがあるので、食べ過ぎには注意してくださいね。

次のポイントは、乳酸菌のエサです。
乳酸菌が活躍するためには、エサが必要になります。
エサというのは、オリゴ糖やはちみつです。
例えば、ヨーグルトを食べるときにオリゴ糖やはちみつをかけて食べると、乳酸菌が活躍しやすくなります。
先ほどご紹介したホットヨーグルトにオリゴ糖やはちみつをかけると、より効果的です。

最後のポイントは、乳酸菌を摂るタイミングです。
ヨーグルトから乳酸菌を摂る場合には、食後に食べるようにしましょう。
その理由は、食後は胃酸が弱まっているからです。
胃酸が弱まっている状態のときにヨーグルトを食べれば、乳酸菌が生きたまま腸に届きやすくなります。

また、乳酸菌は毎日摂る必要があります。
毎日無理なく続けられるタイミングを見つけられると、乳酸菌の効果を実感しやすくなりますよ。
例えば、朝食後にヨーグルトを食べるようにする、夕食後に食べるようにする、など摂取のタイミングを決めてしまうと、食べ忘れを防ぐことができます。

乳酸菌を食べると腸が健康になって、体が健康になります。
しかし、薬ではないのですぐに効果が現れるわけではありません。
大事なのは続けることです。
最低でも二週間は乳酸菌を摂り続けてくださいね。
乳酸菌を効果的に摂って、健康な腸にしましょう!