食べ物に乳酸菌いっぱい

乳酸菌は風邪予防にも有効

なぜ、腸が健康になると風邪予防に効果的なのでしょうか。
腸には善玉菌や悪玉菌が棲んでいます。
乳酸菌を摂ると、善玉菌が増えて悪玉菌が減りますよね。
腸内で善玉菌が優勢になると、免疫細胞が活発化します。
免疫細胞はあらゆる病気の原因となる菌などをやっつけてくれる効果があるので、風邪にも効果があるというわけです。

乳酸菌を摂ることでインフルエンザも予防することができます。
風邪やインフルエンザ予防に有効と言われている乳酸菌がR-1です。
R-1は、腸内で糖体EPSを作って、体内のナチュラルキラー細胞を活性化させてくれます。
そのため、風邪やインフルエンザにもかかりにくくなるのです。
R-1乳酸菌以外にも、JCM5805株、NS乳酸菌、ラクティス乳酸菌などが風邪やインフルエンザ予防に効果的といわれています。

乳酸菌は薬ではないので、副作用がありません。
薬ではないので効果を感じにくいということも挙げられますが、乳酸菌を摂り続けることで確実に腸内環境は改善されます。
副作用がないので、小さいお子さんやお年寄りの風邪予防対策にピッタリ。
薬の飲めない妊婦さんにもオススメです。
風邪の流行る季節にヨーグルトを食べ始めるのではなく、年間を通して常に乳酸菌を摂る生活をしておくと、風邪をひきにくい体になります。

先ほども述べたように乳酸菌は薬ではないので、体調が悪化したら病院に行くか、風邪薬を飲むようにしてください。
また、風邪薬を服用する方は、乳酸菌(ヨーグルトも含む)と一緒に摂らないようにしましょう。
風邪薬と乳酸菌を同時に摂取すると、体内で風邪薬が乳酸菌と一緒に発酵して、血圧が高くなってしまう危険性があるのです。

乳酸菌は腸内環境を整えて、風邪に負けない体を作ってくれます。
風邪以外の病気も予防できるので、継続的に乳酸菌を摂っていきましょう。