食べ物に乳酸菌いっぱい

目的に応じた乳酸菌の効果

乳酸菌が含まれている代表的な食べ物といえば、ヨーグルト。
スーパーなどでは数多くのヨーグルトが販売されています。
なぜあんなに多くの種類が販売されているのでしょうか。
それはヨーグルトに含まれている「乳酸菌の種類」が豊富だからです。
乳酸菌は二百五十種類以上あるといわれています。

乳酸菌の健康効果として、整腸作用、便秘解消効果がよく挙げられますよね。
実は乳酸菌の種類によって、これらの効果+αの効果があるんです。
健康効果から見る乳酸菌の種類をご紹介していきましょう。

便秘解消効果が期待できる乳酸菌は、BE80、GCL2505株が代表的です。
普通のヨーグルトでは便秘を解消できないという方にオススメです。
インフルエンザ予防が期待できる乳酸菌は、OLL1073R-1乳酸菌。

ピロリ菌を減らす効果が期待できる乳酸菌は、LG21です。
ピロリ菌は胃がんの原因になるので、ピロリ菌を減らしたい方は継続的に摂ることをオススメします。

メタボに効果が期待できる乳酸菌は、ガセリ菌SP株。
内臓脂肪や皮下脂肪を減らす効果があるといわれているので、ダイエットに興味のある方もぜひお試し下さい。

ストレス対策に効果が期待できる乳酸菌は、プレミアガセリ菌CP2305です。
自律神経を刺激して脳に働きかけてくれるので、ストレス緩和に効果があると言われています。

花粉症を和らげる効果が期待できる乳酸菌は、BB536。
この乳酸菌は特に花粉症の症状緩和に効果があるといわれています。
花粉症やアレルギーに効果があるといわれている乳酸菌は他にも、フェカリス菌、L-55乳酸菌、LGG乳酸菌などです。

乳酸菌によってこんなに得られる健康効果が異なるのですね。
スーパーでヨーグルトを購入するときには、上で紹介したものを参考にすると嬉しい健康効果を得られます。
ヨーグルトはどんな種類でも、最低二週間は食べ続けてくださいね。
二週間食べ続けても効果を実感できなかったら、その乳酸菌が自分の腸に合わなかったということになります。
目的に応じた乳酸菌を摂って、健康になりましょう!